極上のぼたん鍋に欠かせないもの。それは自家製の豆味噌です。味噌が主役の深みあるお出汁こそ、ぼたん鍋の味の決め手です。
独自の製法で大切に作られた豆味噌がなければ、どれだけ良質の猪肉を手に入れても、納得のいくぼたん鍋を味わうことはできない。それほど味を左右する大切な存在なのです。
私たちは毎年、お正月の時期に、250㎏の豆味噌を仕込みます。昨年も、今年も、そして来年も。ずっと変わらない伝統が、極上のぼたん鍋の味を支えてくれているのです。
自家製の豆味噌は、豆の粒が残っています。この「生きた豆味噌」が、猪肉と絶妙に絡み合うことで、他では味わうことができない極上のぼたん鍋ができあがります。