焼肉を食べると幸せになれる!という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。サシがきれいに入った柔らかい牛肉を焼いて食べる瞬間はなんとも言えない幸福感を味わえますよね。ただ牛肉や豚肉は脂肪が多くてカロリーが高いからダイエット中の方は敬遠しがちではないでしょうか。
でも毎日ダイエット食ばかりでは飽きてしまいますし、たまには焼肉を食べたいときだってありますよね。そんな焼肉大好きなのにカロリーが気になってなかなか食べられない方におすすめなのが、岐阜県産の天然イノシシ肉、いわゆるジビエです。
イノシシの肉は、低カロリーで高タンパク、ビタミン類など栄養素もたっぷりで、とてもヘルシーな食材です。
そこで今回は、焼肉を食べたい方におすすめのイノシシ肉、さらにその中でも岐阜県産天然イノシシ肉の魅力について紹介いたします。
野生のイノシシは健康的
ジビエ食材として使われるイノシシの肉は、自然の中で育ったイノシシを猟師さんが捕まえて処置したものです。そのため普段から野山の中を駆け回っているため必要最低限の脂肪しか身にまとっていません。そしてその脂肪も、自然の中で育った木の実・ドングリなどを主食にしているためとても良質で、人間の体にも良い影響を与えてくれる「多価不飽和脂肪酸」を多く含んでいます。
■多価不飽和脂肪酸について
多価不飽和脂肪酸とは体に良い影響を与える脂肪酸で、糖尿病や動脈硬化・心筋梗塞などを引き起こす原因となる「悪玉コレステロール」を減少させ、血液をサラサラにしてくれる効果があります。魚に含まれていて健康に良いとされているDHAやEPAもこの多価不飽和脂肪酸の一種です。
イノシシの脂肪には牛肉や豚肉に比べてこの多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。
■飽和脂肪酸について
多価不飽和脂肪酸とは逆に、体内で固まりやすく摂取しすぎると血液がどろどろになって血液循環が悪くなり、動脈硬化や肥満につながる原因となるのが飽和脂肪酸です。
イノシシの脂肪には牛肉や豚肉に比べてこの飽和脂肪酸が少ないのも特徴です。
イノシシ肉には健康につながる栄養素が豊富
イノシシ肉には多価不飽和脂肪酸以外にも、健康につながる以下のような栄養素が豊富に含まれています。
■健康な体を維持するためのビタミン類
イノシシ肉にはビタミン類(ビタミンK・ビタミンB12など)が豊富に含まれており、人間の体の働きを助けて、健康な状態を維持します。ビタミンには糖尿病や動脈硬化といった肥満対策や、貧血予防、体力強化などの働きがあります。
■人の成長に欠かせない高タンパク質
イノシシ肉には良質なタンパク質を多く含んでおり、疲労回復効果が期待できるカルノシンや美容効果につながるコラーゲンの材料となるスレオニンなどが知られています。
■美容効果のあるコラーゲン
コラーゲンもタンパク質の一種ですが、体の形成や機能の正常に欠かせない成分です。
また肌の健康にも重要や役割を果たしており、肌のツヤやハリ・弾力を保ちつづける効果があります。
■他にも豊富な栄養素を含んでいます
これら以外にも、ナイアシン・葉酸・パントテン酸・モリブデン・セレン・銅・亜鉛・鉄・カリウムなど豊富な栄養素がイノシシ肉には含まれています。
自然あふれる岐阜県で育った天然イノシシと岐阜県の取り組みについて
自然豊かな岐阜県の野山には、イノシシにとっても良質な餌が豊富にあります。
その餌を食べて育った天然のイノシシの肉は非常にコクの深い味わいを持っており、高く評価されています。
岐阜県ではこのようなイノシシを地域の資源として捉え、食用として有効活用するために独自のガイドラインである「ぎふジビエ衛生ガイドライン」を策定、平成25年11月1日より施行しています。
岐阜県内で加工されるイノシシ肉は、この岐阜県の衛生ガイドラインに沿って解体処理されているため、みなさまに安全で安心なイノシシ肉を食べていただくことができます。
参考URL:https://www.pref.gifu.lg.jp/page/13882.html
(森のごちそうぎふジビエ | 岐阜県公式ホームページ)
このホームページ(いのちのご馳走)を運営する「ジビエ料理 小料理屋 おせん」は、ぎふジビエが食べられるお店である「ぎふジビエ登録店」として登録されています。
参考URL:https://www.pref.gifu.lg.jp/page/14629.html
(ぎふジビエ登録店一覧 | 岐阜県公式ホームページ)
イノシシ肉を焼肉でおいしく食べる方法
イノシシ肉は、赤身部分は濃厚で肉の旨味をしっかり感じることができ、脂身は豚肉よりもさっぱりしていて自然な甘みを持っているのが特徴です。
ただし野生動物の肉ですので、生で食べることは絶対NGです。
焼肉や鍋など、必ずしっかりと火を通してから食べるようにしてください。
■食べやすい切り方
5mmくらいの厚さでスライスするのがオススメ。筋取りの必要はありませんが、モモの部分は筋取り/筋切りをしておくと良いでしょう。切り分けるのが難しい場合は、半解凍状態で作業するときちんと切り分けられます
■焼き方、焼き加減
イノシシ肉を焼く際は、しっかりと中まで火を通してください。
時間をかけて焼く必要があるため、強火で一気に焼くのではなく、炭火を熾火(おきび)にした状態でじっくり焼くのがオススメです。
また赤身と脂身では焼き上がりの最適時間が異なりますので、バーベキューなどで焼肉をする場合には、脂身の部分は外して赤身だけをしっかり焼き、肉本来のおいしさを堪能してもよいでしょう。
■事前の漬け置きもおすすめ
イノシシ肉をさらに美味しく食べるのであれば、前日から一晩漬け置きしておくと良いでしょう。肉の臭みが気にならなくなりますし、焼いたときも肉が硬くなり過ぎません。
イノシシ肉は臭い?
もしかしたら「イノシシ肉などの獣肉(ジビエ)は臭い」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし獣肉が臭くなるのは、捕獲した後の処置の問題が大きく、ベテランの猟師さんが処置したイノシシ肉は臭みもありません。
ベテランの猟師さんたちは、イノシシを捕まえるときはなるべくストレスをかけない方法で行い、処置の際にもスピーディーに解体・血抜きしてすぐに冷蔵するなど、細心の注意を払ってます。
私たち「いのちのご馳走」では、こうしてベテランの猟師さんが捕獲・処置した岐阜県産の天然でおいしいイノシシ肉を使った食材を提供しています。
通販サイトでは、焼肉用に食べやすく処置してあるイノシシ肉にあわせて、岐阜県産の天然鮎や鹿肉とセットになった商品もございます。
ヘルシーな焼肉・バーベキューパーティーを楽しみたい方、ちょっと変わった食材でバーベキューをしてみたい方にオススメです。
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